令和元年5月16日(木)、十和田エコ育成協議会の技術研修会で岩手県三陸鉄道リアス線の「震災学習列車」に乗車してきました。
田野畑駅から久慈駅まで約1時間10分かけて、震災の爪痕や復興状況を車窓からガイドして頂きました。
田野畑駅。
この駅舎は復興の願いを込めたサクラのデザイン。
ここから出発です。車両にも同じくサクラをあしらっており、ピンク色で可愛いです。
出発前の記念写真。
左手をパー、右手をグー、それを重ねて「ウニ」のポーズ!
リアス線はNHK朝の連ドラ「あまちゃん」の舞台でもあります。
水門の右上の屋根がめくれています。
あの高さまで津波が押し寄せた痕跡です。
もし直面したら・・・
絶望的な高さでした。
震災前は野田村の中心街だったところです。
現在は広い公園になっています。
おわん型の地形にして、津波を少しでも食い止められるように工夫しているそうです。
グラウンドゴルフや犬の散歩をしている人々がいました。穏やかな景色でした。
この他にもたくさんのお話を伺いました。
あいにくの「やませ」の天気で遠くまではよく見えませんでしたが、
笑ったり、胸がえぐられるような悲しみを覚えたり、怖い思いを追体験したりと、
濃密な時間を過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。