令和6年6月11日（火）

三本木農業恵拓高等学校への出張測量実習が
（一社）青森県測量設計コンサルタント協会上北支部主催で
今年も開催されました。
対象は、環境土木科の2年生28名でした。

上北地区の測量設計業に携わる11社35名の技術職員が
講師として参加し、最新の測量機器を用いた技術を手ほどきしました。
GNSS観測、水準測量、平面測量を、生徒一人一人が機械を操作したり
スタッフを構えたりと体験できる機会を増やすような実習でした。
また最新の技術として、小型ドローンの操作体験とレーザードローンの展示と
説明も行われました。

弊社からも3名の技術職員を派遣し、水準測量の実習を行いました。
講師として参加しました、菊池蓮さんの感想です。

～今回、自分が生徒さんに機械の使い方を教えてみて、相手が分かるように説明することはとても難しいなと感じました。
上司の方が自分に分かりやすいように、いつも説明してくれるのを思うと、改めてすごいと思いました。
生徒さんたちはとても覚えがよく、手簿の書き方やスタッフの立てる場所など、段々自分でやれるようになっていました。
分からないことがあったらすぐ聞いてくれて、実習をスピーディーに進めることができ、暑い中でしたが一つ一つ集中して楽しみながら取り組むことができて嬉しかったです。
また来年も機会があれば、参加したいと思いました。（菊池蓮）

以上のように、教える側にとっても良い学びの機会になったようです。

今回の実習をきっかけに、生徒さんの測量への興味と理解を深めてもらい、将来の測量および土木設計技術者の担い手が増えてくれることを期待したいと思います。