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2016/06/16

出張測量実習

平成28年6月14日(火)
十和田市の三本木農業高校さんにおいて、出張測量実習が行われました。
いま測量を学んでいる学生さんに、最新の測量技術を体験してもらうことで
進路選択の一助となってほしいとの思いで、
上十三地区の測量設計業に携わる会社が出張させていただきました。

対象は、環境土木科さんの2年生30余名でした。
最新の測量技術、機器として、
今話題のドローンから、3Dスキャナ、トータルステーション、
GNSS観測機などが実習に供されました。

弊社もトータルステーションで参加いたしました。
はじめに機械本体の説明から、基準点測量における利用のされ方まで説明しましたが、
生徒さん達は授業で習ったことと照らし合わせるように、しっかりと聞いていました。

続く実習では、機器news_20160614_1Rの操作を体験してもらいました。
通常ですと、観測対象に手動で合せるところを、
機械のほうで自動的に視準することで観測者の手間を省くものでした。
実際に体験すると生徒さんから「おおー」と驚きの声が上がっていました。

また、機械誤差を消去するために、反復して観測する対回観測という手法が取られますが、
それも機械が2回目以降を自動的に行います。実際に一度観測した対象に対し、
機械が自動的に首をふって視準を繰り返す様子に、先ほどよりも大きな驚きの声が上がっていました。

3時間余り各班の生徒さんたちは、各機械を順番に回りながら、
最新の測量技術と機械を体験されました。
今日の経験から、授業の先にある測量の面白さを知ることで、
将来の測量および土木設計技術者の担い手が増えてくれることを期待したいと思います。

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